パルセラムAKBT
概要
パルセラムAKBTはアルコキシド法で合成されたチタン酸バリウム(BaTiO3)です。
アルコキシド法では、反応条件により粒子径の異なるチタン酸バリウム粒子の合成が可能で、また合成された粒子は球状(球形)で、粒度分布がとてもシャープです。
また、この製法で得られるチタン酸バリウムは高純度合成が可能であり、特に塩素不純物の低さは他製法の微粒子系チタン酸バリウムより優れています。
これらの特性を活かした高い誘電率を必要とするさまざまな用途で、パルセラムAKBTが使用されています。
用途
- 各種コンデンサ材料
- 高誘電率フィラー
- 添加剤
など
特性一覧表
グレード | 粒子径(μm) | 比表面積(m2/g) | 不純物(ppm) |
---|---|---|---|
AKBT-S | 0.15 | 12.5 |
Fe2O3:20以下 |
AKBT-M | 0.3 | 4.5 | |
AKBT-L | 0.6 | 5 |
■別名:アルコキシド法チタン酸バリウム( Alkoxide Method Barium Titanate )
■CAS登録番号:CAS No.12047-27-7
■化学式:BaTiO3
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